嬉しい声が届きました！（腰椎脊柱管狭窄症の方）

嬉しいお声が届きました。

腰椎の脊柱管狭窄の方、鴻巣市Aさん。

 

まず、始めにお断りさせて頂きます。

脊柱管狭窄症の場合、整体では完治はあり得ないです。

 

神経が通るパイプである脊柱管が狭くなり、神経を圧迫して痛みやシビレを出します。狭くなったパイプ（脊柱管）を広げることは整体では出来ません。

 

でも、症状を軽くする事は整体とエクササイズ（体操・トレーニング）で可能な場合が多々あります。

 

今回の方（鴻巣のAさん）の場合は、座っている時は全く痛みやシビレが無いけど、歩くと徐々に症状が徐々に出てくる。立ち上がった時に一番、シビレや痛みが強い。

シビレが強くなった時に、アキレス腱伸ばしをすると楽になるという感じでした。

 

ご自身の中で症状を楽にする動作を自覚されていたは、とても良い事ですね。楽になる動作が分かれば、症状を出さなくする事に繋がっていきます。

 

勉強熱心なAさんは、ネットで色々と調べて、脊柱管狭窄症には、こんな体操で改善したとか、あんな体操、トレーニングが良いとか、かなり調べられ実践してきたようです。

 

一時は、それら体操でかなり症状は改善したそうですが、色々やってく内に何が良くて、何が良くないのかわからなくなり、以前よりも症状（足のシビレ・痛み）が増してしまって、現在は非常に良くない…

 

ネットに見つけた体操は、その方にとって良い物もあるけど、悪い物もあります。その見極めが出来ないので、自分に合わない体操を行ってしまうと悪化させるので気を付けてくださいね！！

 

鴻巣のAさんは、状態が良くないのと、何が良いのか分からなくなり、当院を訪ねて来られました。

 

それでは、実際に行っている施術とエクササイズは！？

 

 まず施術では、とにかく腰回り（腰椎周辺、骨盤回り）の筋肉を弛めて行くことです。

ゆるめる事で身体の歪みを整えていきます。無理な矯正は症状を悪化させる危険性があるので行いません。

 

エクササイズでも、ゆるめる事を重視します。さらに、気持ち良い動作のみを行う事。違和感やシビレ・痛みが出る動作は悪化させるので行いません。

 

そして、インナーユニットの活性化と強化です。

体幹で一番重要なお腹周りの深層筋群をしっかり使えるようにして、動作時に腰痛と骨盤の角度を正常な状態で固定できる力つけ、その身体の使い方を学習します。

 

当院では、お腹の強化に一般的な腹筋はおススメしていません。

インナーユニットを強化するエクササイズを行って頂いています。

 

身体の使い方が自然に良い動きができれば、症状を軽減できます。

左の切り抜きは、２回目を終えた翌日のやりとりです。

 

腰痛と骨盤の固定を上手く出来ただけで「痺れ」が出なかった！

 

治ったわけではないけど、仕事中に出ないだけでもご本人には楽だったと思います。

 

まだ２回なので、これからが本当の勝負ですね。

 

自然に症状が出ない正しい身体の使い方を習得していくこと。

 

施術により身体の歪みを整えていくこと。

 

この２つをしっかり行って行くことで狭窄が悪化しなければ、まだまだ生活に支障が出ないようにしていけると思います。

 

とにかく、お役にたてて良かったです。

 

 

整体だけでは足りません。身体の使い方を学習する必要があります。それにはご自身でカラダを動かして習得していかなければなりません。

 

当院はセルフケア体操やエクササイズ、コアコンディショニングを取り入れ正しく効率的な身体の使い方を学習することに力を入れています。