体幹エクササイズ(小4・サッカー)

小学4年生のサッカー少年の体幹トレーニングを行いました。


お父様からの依頼です。


主な問題点(改善点)は…

1.バランスが悪く試合中にドリブルで抜こうとすると、よく転ぶ。

2.身体が硬いので柔らかくしたい。

3.姿勢が悪いので改善したい。

以上の3つでした。


初回なので、まずは現状把握を行います。

練習内容、どのような状況で転ぶか、転ぶ方向はどちらか一方か、サッカー歴、日常の生活習慣…


それから身体の静止状態のチェックを行いました。

正面から見ると、各所に左右差があり、お父様にも確認していただいました。

また、身体のねじれもありました。静止でのチェックは正面、背面、側面(左右)を行い左右差や捻れなどチェックし、身体の使い方の癖、筋力差などを推測していきます。


さらに、柔軟性のチェックと筋力不足(弱点)を探すために、いくつかテストを行いました。


細かく体をチェックすることで、ゲーム中(サッカー行っている最中)の問題点が見えてきます。



以上の検査から分かった問題点は、

・中心軸のズレや軸の意識不足

・左右の動き(可動範囲、筋力差)のバランスの崩れ

・内転筋群の弱さと硬さ

・大臀筋の硬さ(筋肉は発達している)

・コア(腹部の体幹)の弱さと使用できていない


さて、問題点がはっきりしたので、これらを改善するためのエクササイズを指導し、自宅でも行ってもらいます。


手始めは、正しいポジショニング(姿勢)をインプットするために仰向けねでニュートラルポジションを作ってもらいました。

最終的には、立位で自然にニュートラルポジションになるのが好ましいですが、難しいので重力から開放された寝た状態で行いました。

このニュートラルポジションの練習では、弱い腹部を活性化するためにドローインの方法とピラティス式の胸式呼吸も合わせて行いました。


体の軸を意識させるエクササイズ、左右差を無くすエクササイズ、ストレッチを数種類と行いました。


次回からは、もう一度、メニュー構成を考え、効率よく目的を達成できるようにしていきます。



身体の構造上、構造にあった良い使い方をする事が、スポーツでのパフォーマンスアップと故障の予防になります。

多くのスポーツクラブ(野球、サッカー、バレーボール、バスケット…)では、技術を磨く練習は沢山行っていますが、身体をリセットして本来持っている良い状態や正しい使い方を自然に行えるようにするトレーニングは、残念ながらほとんど行われていません。


コアコンディショニングや正しい体幹トレーニングを行い故障が少なく、持っている潜在能力を出せるように勤めていただきたいです。


当院(ゆるり整体院)は、日本コアコンディショニング協会認定のベーシックインストラクター&ひめトレインストラクターであり、整体師である豊橋が独自の目線で問題点を見つけ出しパフォーマンスを発揮できるお手伝いをさせていただいております。

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「体幹エクササイズと整体でヒトが本来持っている基本機能を取り戻す」

蓮田 ゆるり整体院(白岡・久喜・伊奈町・岩槻・東大宮)

体幹エクササイズ・コアコンディショニング
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